シリコンスポンジとは?特徴や種類について加工メーカーが徹底解説!

素材について

●シリコンスポンジがどんなものか、よくわからない方
●シリコンの特徴や種類について知りたい方
●シリコンスポンジをお探しの方 必見です!

シリコンスポンジの特徴や種類について、スポンジ加工メーカーの丸鈴が詳しく解説していきます。

シリコンスポンジとは

シリコンスポンジとは、原料のシリコンと、架橋剤や発泡剤などを混ぜて膨らませたもののこと。
ゴムスポンジの一種です。

▽ゴムスポンジについての記事はこちら


ゴムスポンジとは?NR・CRなどの種類や、性質について徹底解説!

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シリコンゴムの特徴をそのまま持った発泡体ですが、膨らませていることで、比重が通常のシリコンゴムの半分以下という軽量化を実現しています。

独立気泡で構成されているため、高い断熱効果・保温効果を発揮。

また、水や空気も通しにくく、パッキン材やシール材に使われています。

耐熱性に優れていることや、特殊品があることから、特別な用途にあわせて採用されることが多いです。

 

シリコンスポンジの特徴

シリコンスポンジ以外のゴムスポンジは、強度の関係で基本的に黒色のものが多いです。
シリコンスポンジは赤(弁柄色/レンガ色)の製品が多く、青・黒・白のものもあります。
原料は基本的に半透明ですが、顔料を配合して色を付けることができるので、色とりどりなシリコンゴムを作ることができるのです。

ゴムスポンジは基本的に熱で縮みやすいのですが、シリコンスポンジは比較的、耐熱性に優れています
ものによって耐熱温度は異なりますが、一般的に200℃で、熱のかかる部分で活用されています。

また、食品衛生法に適合している製品もあり、食品関係の機械のパッキン材やシール材に使われます。

 

シリコンスポンジの種類

一般タイプ
耐熱性が必要で、他の機能が不要な場合によく用いられます。
色:赤・黒・白
耐熱温度200℃
各種硬度対応
食品衛生規格適合

低コストタイプ
耐熱温度は150℃ですが、コストをおさえたい場合によく用いられます。
色:赤・黒・白
耐熱温度150℃
各種硬度対応
食品衛生規格適合

金属検出機反応タイプ
食品関係の製造装置等の部品として使用でき、欠けた際には金属検出機で検出できます。
色:青
耐熱温度200℃
硬度(皮膜面)20°±5°
食品衛生規格適合

難燃タイプ
難燃性を有したUL適合品です。
色:黒
耐熱温度150℃/200℃
硬度(皮膜面)20°±5°

これらの他にもさまざまな種類がありますが、一般的に用いられているものを紹介しました。

シリコンスポンジは材質だけでなく、形状にもバリエーションがあります。
紐状(丸紐・角紐)のものとシート状のものがあり、用途に分けて使い分けられています。

当社楽天ショップ「スポンジ雑貨店」で取り扱っているシリコンスポンジ

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シリコンスポンジのまとめ

シリコンスポンジとは

原料のシリコンと、架橋剤や発泡剤などを混ぜて膨らませたもののこと。
ゴムスポンジの一種

独立気泡で、高い断熱・保温効果をもち、水や空気も通しにくい。

特別な用途にあわせて採用されることが多い。

 

シリコンスポンジの特徴

赤(弁柄色/レンガ色)の製品が多く、青・黒・白のものもある。

他のゴムスポンジと比較して、耐熱性に優れている
基本的に耐熱温度は200℃ほど。

 

シリコンスポンジの種類

一般タイプ、低コストタイプ、金属検出機反応タイプ、難燃タイプなど、さまざまな種類がある。

紐状のものやシート状のものがあり、用途によって使い分けられている。

 

ご参考になりましたでしょうか?

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